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その症状!肝硬変ではなく肝臓がんかも!?早期治療が大事です

肝炎から肝硬変、肝臓がんへと進行していく肝臓の病気。他の場所のがん細胞が転移しやすい臓器でもあります。早期発見、早期治療が大切です。

肝硬変ではなく肝臓がんかも

肝臓がんとは?

肝臓がんとは

肝臓がんには、肝臓以外の臓器から転移する「転移性肝がん」と、肝細胞から発生する「原発性肝臓がん」があります。 また、「原発性肝臓がん」には発生箇所によって、「肝細胞がん」と「肝内胆管がん」があります。

転移性肝がんとは、肝臓以外の臓器にできたがん(原発巣)が肝臓に転移したものを意味します。ほぼすべてのがんにおいて、肝臓へ転移する可能性がありますが、実際には消化器系がん(大腸がん、胃がん、膵がんなど)、乳がん、肺がん、頭頸部のがん、婦人科(子宮や卵巣)のがん、腎がんなどが肝臓への転移を認めることが多いとされています。

肝臓がんの90%にもなります。

転移性肝がんは、肝臓から発生したがんとは違い、元のがんの性質をもっています。

原発性肝臓がんは、肝細胞がんにも分けられ、日本人の原発性肝臓がんの90%以上がこのタイプです。ですから、肝臓がんといえば、この原発性肝臓がんの中の、肝細胞がんのことを言います。肝臓がんは、女性よりも男性に多い傾向があります。

原発性肝臓がんは肝細胞より発生します。

肝臓がんの5%になります。

肝細胞がんとは?

肝細胞がん

肝臓の細胞に由来する悪性腫瘍で、原発性肝がんの約95%を占めます。ほとんどの肝細胞がんはウイルス性(B、C型肝炎)の慢性肝炎や肝硬変などの慢性疾患を背景にして発生しています。B型、C型肝炎ウイルスを持つ方は特に注意が必要で、定期的に検査を行うことが重要です。

原発性肝臓がんで肝細胞から発生したものをいいます。

肝臓がんの90%にもなります。

B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスが原因とはされていますが、稀に飲酒や脂肪肝でも発生する場合があります。

肝内胆管がんは原発性肝がんの一種で、肝臓原発の悪性腫瘍の中で肝細胞がんに続いて2番目に多い腫瘍です。最も優れた治療は手術と考えられますが、幸いにして手術できたとしても、再発のリスクがないわけではありません。また、腫瘍がかなり大きい場合や、肝内に転移がみられる場合や、リンパ節・骨・肺などに転移がある場合には手術の対象とはなりません。

原発性肝臓がんで胆管の上皮から発生したものをいいます。

胆管は肝臓でつくられた胆汁を十二指腸へ流す導管です。

肝臓がん患者の5%になります。

以前は増加傾向の時期もありましたが、近年は減少傾向にあります。

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肝臓がんの症状とは?

沈黙の臓器と言われるほど病気の自覚症状のない肝臓。気が付いたときには病気の進行が進んでいる可能性があります。

肝細胞が長期にわたって破壊され線維化が進むと、残った正常な肝細胞だけでは肝機能低下をカバーすることができなくなり、さまざまな症状があらわれるようになります。この状態の肝硬変を「非代償性肝硬変あるいは非代償期の肝硬変」といいます。

非代償期の肝硬変では全身倦怠感や食欲不振、黄疸、腹水、腹部膨満感、肝性脳症、貧血、出血傾向、皮下出血、消化管出血、吐き気、悪心、手掌紅斑や女性化乳房、クモ状血管腫、皮膚の色素沈着(皮膚がどす黒くなる)などの症状が出てきます。

初期症状の見られない肝臓がんですが、肝炎、肝硬変からの進行に伴って、その症状である食欲不振、体重減少、倦怠感、疲労感、お腹が張る、腹痛といった症状が現れます。

進行が進んでくると、腹水、黄疸、みぞおちのしこりなどが現れます。

末期にはリンパ節や他の臓器への転移もみられるようになります。

転移性肝臓がんの場合は、転移後に肝機能の低下を招きます。

肝細胞がんでは、初期症状は見られませんが、肝硬変が進行することで倦怠感、黄疸、腹水などの症状があります。

肝内胆管がんでは、黄疸、腹痛、発熱、食欲不振、体重減少、全身の倦怠感といった症状が発生します。

肝臓がんの治療

肝臓がんの治療には、外科療法、放射線療法、化学療法、局所療法、塞栓法、動注療法があります。

肝障害度によって治療が選択されます。

外科療法

  • 肝切除
  • 肝移植

放射線療法

  • 陽子線治療
  • 重粒子線治療

化学療法(抗がん剤治療)

  • 肝動注化学療法
  • 全身化学療法

穿刺局所療法

  • ラジオ波焼灼法(RFA)
  • マイクロ波焼灼法(PMCT)
  • 経皮的エタノール注入療法(PEIT)

塞栓法

  • 肝動脈化学塞栓療法(TACE)
  • 経力カテーテル毛脈塞栓法

動注療法(動注化学療法)

  • 肝動注療法(HAI)
  • 経カテーテル動脈注入療法(TAI)

局所療法として、肝動脈塞栓療法(TAE、詳しくは「内科的治療について」参照)、経皮的エタノール注入療法(PEIT)がありますが、これらはいずれも日本人医師によって開発された治療法です。最初にTAEが開発され、肝細胞がんに対して局所的な治療が有効であることを示したものとなりました。次に、局所穿刺療法としてPEITが開発され、世界中で広まりましたが、エタノールが腫瘍内に均一に拡散しない場合があるなどの弱点も明らかになってきました。

肝臓がんの治療は、主に外科療法、放射線療法、化学療法(抗がん剤治療)、局所療法にて行われます。

局所療法の中の焼灼療法は、肝障害度がAまたはBで、腫瘍数が1個または2~3個、がんの大きさが3cm以内のときに実施されます。

TAE(ティーエーイー)は最も頻繁に行われる肝細胞がんの治療法です。抗がん剤を使用することが多く、そのような場合は肝動脈化学塞栓療法(TACE:テイス)と呼ばれます。

肝細胞がんも正常細胞と同じように血管から栄養を得ていますが、正常細胞は肝動脈と門脈の双方から栄養を受けているのに対して、肝細胞がんは肝動脈からのみ栄養を受けています。つまり、肝細胞がんは動脈血流に依存的であるということができます。

塞栓療法は、肝障害度がAまたはBで腫瘍数が2~3個、がんの大きさが3cm超のときに実施されます。

腫瘍数が4個以上の場合には化学療法の実施となります。また、肝障害度がCとなると、肝移植か緩和ケアとなります。

肝臓がんまとめ

体内の臓器で一番大きく、体内に入ってくる毒素を除去したりなど、とっても大切な臓器です。新しい生活も始まってお酒を飲む機会も増えていると思います。

時に肝臓を休め、少しでも疑わしい症状があるときは早めに医療機関の受診をしましょう。


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