肝臓サプリメント

沈黙の臓器と呼ばれる肝臓は病気の進行と自覚症状に原因が

数多くの働きをしている肝臓が、なぜ沈黙の臓器と呼ばれているのでしょうか。漠然としか分からなくても、よっぽど悪くならなければ症状がでないからということは、多くの人が知っていることでしょう。肝臓が機能しなくなると、例え心臓が丈夫でも生きてはいけません。では、沈黙の臓器と呼ばれるわけを詳しく説明していきましょう。

沈黙の臓器と呼ばれるわけ

人体解剖図

肝臓は悪くなっても滅多に症状が現れない。これは多くの人が知っていることでしょう。それはなぜなのでしょうか。数多くの機能をこなしている肝臓が正常に働かなくなると、私たちは生命を維持していくことができません。肝臓には3000億個以上の肝細胞がありますが、この一部が機能しなくなってもすぐに再生する能力を持っています。

再生するまでは、他の肝細胞が補って働く機能も持っています。仮に、半分以上の肝細胞が死んでしまっても、他の肝細胞がフォローするという機能があるのです。脳や心臓は1本の動脈を頼りにエネルギーを受け取っていますので、その血管が詰まったり壊れたりしてしまうと、血液が送れなくなってしまうので細胞は死んでしまいます。

一方、肝臓には肝臓独自の門脈という血管があるので、酸素不足になることもありません。これらから分かるように、肝臓はダメージを受けても影響が出にくく、症状として表に現れにくいという特徴がるのです。肝機能が低下して黄疸などの症状が表に出てくるときは、肝細胞のほとんどがダメージを受けて壊れてしまっているということで、それまでは滅多に肝臓が悲鳴を上げることはありません。

自覚症状がないままに少しずつ静かに症状が進み、知覚神経もなく、気づいたときには重症化していることも少なくないので、肝臓は沈黙の臓器と呼ばれているのです。

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肝臓病の進行

肝臓病の進行

肝臓病で一番なりやすいといえるのが脂肪肝でしょう。お酒の飲みすぎ、食べすぎでも脂肪肝になりますし、糖尿病や甲状腺、副腎や下垂体の内分泌疾患によっても脂肪肝になる可能性があります。脂肪肝は今すぐどうにかなるものではありませんが、飲みすぎによる脂肪肝を放っておくとアルコール性肝障害を起こし、やがては肝硬変へと移行していきます。

肝硬変を患うと、やがては肝臓がんへと移行する場合があります。また、肝炎から肝硬変、肝臓がんに移行する場合もあります。健康診断で肝機能に異常が認められた場合、一度精密検査を受けてみるべきでしょう。肝臓は、症状が出てからではかなり病状が進んでいる場合が多いので、健康診断の結果を安易に考えず、重く受け止めるべきなのです。

肝機能障害の自覚症状

肝機能障害の自覚症状

症状が現れない沈黙の臓器と呼ばれる肝臓ですが、注意深く観察すると、風邪などの普段気にも留めない症状に似た自覚症状があるはずです。肝臓の働きは生命を司っていますので、体全体に影響が出るのです。当てはまるからと言って肝機能が低下しているとも言い切れませんし、気にするほどでもないからと言って放っておくと、実は肝臓の悲鳴だったりもするのです。心配であれば、一度医師の診察を受けるべきです。

  • 疲労しやすい、体がだるい
  • お酒が弱くなった、ひどい二日酔いをするようになった
  • 食欲の低下、吐き気、発熱など、風邪に似た症状が出る
  • 白目の部分が黄色くなって、黄疸が出ている
  • 右の肋骨の下に鈍い痛みがある
  • 親指の付け根や指先が赤くなる
  • 放射状の毛細血管が、胸や背中に浮き出るクモ状血管腫が出る

このような症状が、肝機能が低下すると出てきます。普段は気にしないでやり過ごすことが多いでしょうが、いつまでたっても症状がおさまらない場合は、肝臓が悲鳴をあげているかもしれませんので、注意が必要です。


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