肝臓サプリメント

肝硬変になってしまったら合併症に注意!毎日の食事を考える必要が

肝臓は、肝炎などで肝細胞がダメージを受けても、自ら修復する能力を持っています。この工程を繰り返すうちに、線維が肝臓の中に増えていきます。そうすると、肝臓に流れる血流が悪くなり、ダメージを受けた肝臓が修復作業を行いたくても、十分に血流が行渡らないために、通常の肝細胞のように配列することができず、秩序のない並び方で修復されていきます。このようにして線維に包まれた再生結節ができていきます。

肝臓の線維化が進行し、結節が増加して肝臓そのものが硬くなってしまうことを肝硬変というのです。アルコール性の結節では大きさが1~2mmになり、ウィルス性になると2~5mmにもなってしまいます。繊維化と結節によって肝臓の血管の枝が締め付けられることにより、血液量も必然的に減少してしまいますので、体にも様々なトラブルが発生するのです。日本で見られる肝硬変の80%はウィルス性によるものです。

肝硬変の症状

肝硬変の症状

肝臓は再生能力が高く、沈黙の臓器と呼ばれています。肝臓の1/5が機能していれば、正常な働きができるとも言われています。そのため、肝硬変になってもすぐには症状が現れるわけではありません。気づいたときには、かなり進行した状態の肝硬変であったという場合も多いです。

症状がでない時期を『代償期』、黄疸や腹水、肝性脳症などの、肝硬変独特の症状が出てくる時期を『非代償期』と言います。非代償期になると【沈黙の臓器】でも紹介したような、症状が出てきます。それ以外の症状として、男性が、女性のように胸が膨らんできたり、睾丸が萎縮したりします。また、出血しやすくなったり、脾臓が腫れる場合もあります。

肝臓の病気は合併症に注意!

肝硬変だけでも十分に注意が必要な病気にも関わらず、それに伴う合併症は、命に関わる場合がありますので、更なる注意が必要です。まず挙げられる合併症が、食道静脈瘤です。発見が遅れ、何かのきっかけで破裂すると大出血を起こしてしまいます。

命を落とす場合もありますので、早期に静脈瘤を発見するのがカギになります。次に挙げられるのが、肝性脳症です。脳に影響が及びますので、精神的症状が出てきます。最初は気分の変化などですが、症状が進むと小学1年生でもできる計算ができなくなり、今日が何日なのかも分からなくなります。更には行動が異常になり、遂にはこん睡状態に陥ります。

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肝硬変と食事の関係

食事

肝硬変の食事の基本は、カロリーとたんぱく質を不足させないようにして、体重を維持するようにします。更に、ビタミンとミネラルが不足することのないようにしなければいけません。お酒を飲むと、ビタミンB1、B6の吸収が妨げられることから、できれば飲まない方がいいでしょう。

肝硬変が進んでいくと、カロリーとたんぱく質不足が原因の、栄養不良になるのがしばし見受けられます。過剰に摂取する必要はありませんが、体重を維持できるようにしていかなければいけません。肝硬変になると、免疫力が低下したり、体によくない物質を処理できなくなります。ですから、食品はよく熱を通し、生で口にするものはよく洗いましょう。

肝硬変になるとエネルギー源として、筋肉や脂肪が消費されやすくなります。長時間食べ物を口にしないでいると、より使われやすくなってしまい、体力を維持するのにエネルギーが不足してしまう場合があります。そのため、基本は1日3食ですが、1度の食事量を少なくして、反対に食事の回数を多くするようにしましょう。良質たんぱく質も、1度に摂るよりも、何回かに分けて摂った方が、効率よく体に吸収されます。

肝臓移植

肝臓移植

肝臓の病気があまりにも重く、どんな治療法をもってしても一切効果がない場合、残る治療法は肝臓移植しかありません。日本では数年前から生体間移植が行われるようになりましたが、親族間で移植できない限り、生体間移植はドナーが極めて少ないために、限りなく無理に等しいでしょう。

そのため、莫大な費用をかけて海外で肝臓移植する人が多いのです。肝臓移植自体はそれほど難しいものではありませんが、術後の拒絶反応は避けられませんし、一生免疫抑制剤を続けていかなければいけません。


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