肝臓サプリメント

肝臓がんの原因になる要素と実際にでてくる症状など、がんのステージについても

肝臓がんは日本で年々増加傾向にあり、がんの死因の中では、胃がん、肺がんに続く3位に入っています。肝臓癌によって命を落とす人は、70年代後半から増加してきました。肝臓がんは、肝臓そのものから発生する『原発性肝臓がん』と、胃や胆嚢といった、他の臓器からがんが転移した『転移性肝臓がん』があります。

原発性肝臓がんは、肝細胞がんにも分けられ、日本人の原発性肝臓がんの90%以上がこのタイプです。ですから、肝臓がんといえば、この原発性肝臓がんの中の、肝細胞がんのことを言います。肝臓がんは、女性よりも男性に多い傾向があります。

肝臓がんの原因

肝臓がんの原因

肝臓がんは、他の臓器とくらべて、他の臓器からの転移が多い傾向にあります。肝臓には多くの血液が集まりますので、血流にのってがん細胞が肝臓の中で増殖してしまうためです。これはあくまでも他の臓器からの転移の場合であり、通常の肝臓がんの原因として考えられるのが、ウィルスによるものです。

肝臓がん患者の80~90%が肝硬変を併発しています。肝臓がんの中で、80%がC型肝炎ウィルス、20%がB型肝炎ウィルスにかんせんしていると言われています。これらが慢性化して肝硬変になり、その一部の患者には、肝細胞の遺伝子の突然変異により、肝臓がんが発生すると考えられています。

アルコール性の肝硬変から、肝臓がんへの移行はあまり見られませんが、ないわけではありません。その他の原因としては、多くはありませんが、アゾ化合物の科学物質、落花生やナッツ、米などに生えるカビの代謝産物である、アフラトキシンを吸収することでがんが発生する場合もあります。

肝臓がんの症状

肝臓がんの症状

肝臓がんの症状は、肝硬変を伴っていることが多いので、肝硬変の症状と重複します。初期の頃は、ほとんど自覚症状がありません。症状が現れたときには、すでに手の施しようがないということも少なくありません。

がんが進行すると肝臓が腫れ、外から触れても、しこりが分かるようになります。しこり部分に痛みを感じたり、背中にも痛みを感じるようになります。むくみ、腹水、体重の減少、黄疸などの症状が出ます。食道や胃から出血しやすくなり、吐血や下血が見られる場合もあります。

更にがんが大きくなると、肝臓の表面から出血が起こり、お腹の中に血液がたまってしまいます。ここまで進行すると、肝性脳症を起こし、意識障害が見られます。

肝臓がんのステージ

ステージ1

腫瘍が、単発、2cm以下、血管への浸潤を伴わないという3項目のうち、全ての項目が合致して、リンパ節転移、遠隔転移を伴わない。

ステージ2

腫瘍が2項目合致し、リンパ節転移、遠隔転移を伴わない。

ステージ3

腫瘍が1項目合致し、リンパ節転移、遠隔転移を伴わない。

ステージ4

腫瘍がどれも合致しないか、リンパ節転移、遠隔転移を伴うもの。

スポンサーリンク

肝臓がんの治療

病院の通路

がんは治らないという考えの人は、いまだに多いことでしょう。発見が早く、初期の段階で治療を始めることができれば、治らない病気ではありません。治療も全て外科的な治療ではなくなってきました。

外科療法

腫瘍を取り除く確実な治療法は外科的手術になります。肝臓の3/4までなら、再生能力が高いため、切除が可能です。手術対象はステージ2までになり、それより進行している場合は、外科的な治療は行われません。ただし、肝臓がんの特徴として、再発の多いがんだということが言えます。

外科的治療を行って腫瘍を取り除いたとしても、3~5年の間で70%の人に再発が見られます。もちろんその場合でも、再手術はできますし、再発しないように、インターフェロン、レチノイド、ビタミンKなどで予防をしながら、免疫療法で免疫力をアップしておきます。

経力カテーテル毛脈塞栓法

カテーテルを肝動脈に入れ、塞栓物質をそこから血管に詰めて血流を断ってがん細胞をなくする方法です。肝細胞がんの場合は、肝動脈からのみ血流を受けているので、この治療法が有効なのですが、正常な細胞は、門脈からの血流もあることから影響しません。塞栓物質は、抗がん剤を投与することもあります。

動注療法

抗がん剤だけを肝動脈に注入し、塞栓物質を使わない治療法です。抗がん剤というと、副作用が強く出るイメージがありますが、この方法だと患部に濃度の高い成分を集中させることができるため、副作用が少ないのに効果の高い治療法になります。

インターフェロンの皮下注射をこの方法と併せて行うことで、これまではできなかった門脈のあたりに血管を塞いだ腫瘍を持つ肝臓がん対しても、かなりの効果が認められるようになりました。

エタノール注入療法

がんの直径が2~3cm以下のものに有効で、腹部から針を刺し、がん患部にエタノールを注入して、がんを固めてしまうものです。副作用も少なく、短期間で自宅に戻れる長所があります。

これらの他にも、マイクロ波焼却療法や、ラジオ波焼却療法などがあります。


PAGE TOP